「飯田酒蔵しお澤」で信濃鶴と信濃錦
法事で信州に帰省してきました。
東京->豊橋->飯田のルートで4時間。今は飯田線に特急があるので高速バスと同じ時間で飯田まで行けます。電車だと比較的空いており社内を自由に動けるためとても快適です。次回もバスではなく電車で帰省したいと思いました。
さて、純米酒の話です。
飯田についたら行こうと決めていた酒屋さんがあります。酒蔵しお澤さんという酒屋さんなのですが、そこの店主の塩澤さんと会ったのは今から10年くらい前の事です。当時私がアルバイトをしていた飲食店の酒屋さんが塩澤さんでした。短期のアルバイトでしたが、お酒の運搬などを手伝いながら、お忙しい中、何も知らない自分にお酒のことをいろいろと教えてくださった事を記憶しています。塩澤さんが熱く日本酒について話されていたイメージがずっと記憶に残っていて自然と日本酒を好むようになり、今の自分があると思っています。そういえば夏子の酒も塩澤さんが教えてくれました。ずっとお店に行きたいと思っていたのですが、親戚と一緒だったり、短い帰省の間にいろいろな人に会ったりでなかなか実現出来ずにいました。
もう一つの目的は、飲んだこともないのにどういうわけかマイブーム(笑)な「信濃鶴」を手に入れるためです。HPで塩澤さんの所にあるのは確認済みです。
駅でタクシーに乗って、行き先を告げるとタクシーがどんどん山の方に向かっていくので少し心配になったのですが、ありました。「飯田酒蔵しお澤」。店内に入ってびっくり。冷蔵庫が壁一面にズラッと並んでおり、その様に圧倒されます。壁や棚の空いているところには造りの写真や酒器が飾られ、雑誌の切り抜きやワープロで打ち出した蔵情報などが貼ってあり、見ていて飽きません。「さすがだなー」と、店内をぐるっと歩いてみましたが塩澤さんはお留守の様子。しばし店内を眺めていると奥様らしき方が声をかけてくれました。「今日は信濃鶴を買いに来たんです」と伝えると「これはウマイよ、2000円以下なのに3000円以上の味がする凄い酒だよ!」と教えてくれました。目をやると信濃鶴の一升瓶の首にはワープロの打ち出しがぶらさがっており、「日本酒のプロジェクトX」という様なことが色々と書いてありました。これは買わなければなるまいということで、一升瓶を3本(純米、特別純米、稲穂)、お土産様に4合瓶を2本レジに持って行きました。
最後の一本は別の銘柄にしようと思い、長野の蔵の生原酒くださいと言うと、お店の方が塩澤さんを電話で呼んでくださり、店内で10分ほど待ったところで10年ぶりにご挨拶させていただきました。10年前とは髪型が違うくらい。お変わりない感じでした。塩澤さんも10年前の事なのに、私のことをかすかに覚えていてくださいました。早速リクエストするとすぐにいくつかの銘柄を選んでくれ、その中で気に入ったものを一本選びました。選んだのは信濃錦の生原酒。これと信濃鶴を一緒の箱に入れてもらい自宅に直送してもらいました。
その後、タクシーを待つ間に塩澤さんが「抜群にいい」という滝澤や信濃錦のサンプルを試飲させていただきました。確かにうまい。特に滝澤は生原酒で、加水火入れして出荷予定だそうで、”これだけの酒、このままの方が絶対いいのになぁ” などと感じます。純米吟醸などはかなりよかったです。あっという間に時間が過ぎてしまい、タクシーに乗ってお店を後にしました。ほんの少しでしたが楽しい時間でした。
お世辞にも便利な場所とは思えないのですが(ゴメンナサイ)、これだけのお店であれば地酒ファンなら絶対行くだろうなぁと思いました。飯田に帰省する楽しみがふえました。
飯田酒蔵しお澤
http://www.sakenoshiozawa.com/
0265-22-0508
信濃鶴、信濃錦、夜明け前、御湖鶴など県産酒のほか全国の地酒が揃っています。